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   あなたの自宅、あるいはオフィスや店舗に写真の空間が
   生まれたら。


   この空間を創り出すのは、後述する智頭杉(ちづすぎ)を
   はじめとする和紙など良質の自然素材。
   そして、発案・企画・材料選定・施工・組立のすべてが
   大工職人山根賢志の手による。

   そこには、自身がそうであるように仕事や多方面の趣味、
   子育てに忙しい大人がくつろげる空間であったり
   独り閉じこもって趣味に没頭する空間として、また幼い子供に
   とっても安心な空間としてこういうものがほしいという山根の
   気持ちが見て取れる。

   それが山根の組立式二段和室『和数寄庵』のコンセプトの
   一つだ。

   やさしい和紙の障子と襖で仕切られたそこは
   一畳半の質のよい間 となる。
   障子を閉め、畳の上に寝転んでゆっくり身体を
   伸ばしてみる。

   天井の高さは使い勝手を左右するものだけれど、
   ここではその割り切った低さがかえって落ち着きを
    与えてくれる。

   藺草の香りに包まれて、日々の疲れについ浅い
   眠りに落ちそうになりながら日本人でよかったと
   しみじみ思うのはこういう瞬間かもしれない。

         
   脇に階段があり、それを使うと
 同じく一畳半のロフト部分へ
 上がることができる。




 大人二人分の重量にも耐えるので
 物置として使ってもいいけれど
 それはもったいないと思う。

 
 
   
         
反りや狂いがない坂本さんの杉材。

構造部材の接合には伝統建築の
木組みと込栓(こみせん)を使う。

数百年の間風雨や地震に耐えて
きた古民家と同じ技法だ。
     組み立ては初心者でも難しくは
 ない。
   
2〜3人で手際よく組み立てていく。

見とれていると次々と作業が
流れていき、シャッターチャンスを
逃してしまいそうになる。
 
軽トラの荷台分ほどのパーツが
こうして約15分で「和数寄庵」に
組み上がる。
 
         
   垂直と水平のラインと平面だけで構成された
   簡素なフォルムは多くの部屋になじみやすく、
   きっと飽きもこないだろう。

   工夫次第で用途は様々、引っ越し先へも
   移設ができる、真冬でも小さな暖房器具
   ひとつで十分暖かいなど、この製品の利点は
   挙げればキリがない。
   だが、何といっても潜り込むように中へ入って
   音を立てないように障子を閉め・・・「さて、何を
   しよう?」と考える時のワクワク感が最高だ。
   そう。”基地”で遊んだあの頃のような。。。

   山根は「上でテレビを観ながらビールを
   飲みたいなぁ」と笑っている。
 

   障子と襖で2面ずつを構成する。

   因州和紙を使った障子は桟の広いタイプと
   狭いタイプがあり、好みで選ぶことができるが、
   より古民家風で人気があるのは狭いタイプ。

   襖は赤/土壁風の壁紙のリバーシブルだ。
   季節や好みによって簡単に入れ替えができる。
 


     おしまいにひとつ・・・。

     この空間を見て「男の隠れ家」を思い浮かべる
     人は多い。
     でも、筆者は「女の隠れ家」にもいいと思う。

     意外と日本の家にはお母さんの個室がない。
     キッチンがプライベート空間というお母さんに
     ブログをつけたり読書したり、こんな風に
     好きなものを広げる部屋があったらいいと思う。






    -組立二段式和室-『和数寄庵』


     幅2000×奥行き1500×高さ1500mm
     (ロフト座面1280mm)

     構造材・・・智頭杉  畳・・・藺草  
     建具・・・智頭杉、檜、和紙  梯子・・・智頭杉、アルミ
     (すべて国産素材を使用)
     金槌付属

      2008年10月意匠登録 第1343833号

     販売価格 1,281,000円(税込)
     輸送費別途 20,000円
     

      若干の寸法等の変更は応談します。
      また、画像の照明器具等小物は付属しませんが
      文机などの製作も含めて要望には対応します。


     




     リンク(外部リンク)

      ■山根賢志

      ■株式会社サカモト
      ■坂本さんによる智頭杉の解説