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智頭杉乃足置き
ちづすぎのあしおき






wasukibito


  靴を脱ぐことで和みくつろぐ日本人

智頭杉プラス浮造りが生む快適さ
   
  筆者が団体職員としてサラリーマン生活を送っていたころ、できれば
締めたくないのがネクタイ、履きたくないのが革靴だった。
特に革靴の窮屈さと不快感はニガテで、オフィスでは好んでサンダルを
履いたものだ。
結構高価な革靴を次々求めたが、履いていることを忘れさせるような
違和感のない靴にはついぞ巡り合うことができなかった。


暑い夏を迎えようというある日、何となく当時を思い返していて、思った。
どこでも靴を脱いでヤレヤレ・・・とくつろぐのが日本人だ。
不況で給料は減る、勤務時間は減らない、地球温暖化現象で
気温は高くなる一方。
そんな中でオフィスで働くお父さんもお母さんもお兄さんもお姉さんも
気分よく快適に仕事をしてもらうのに、靴を脱いでデスクワークが可能な
『足置き』があったらいいのじゃ、と。


靴から足を解放して気分はいい、爆風スランプの曲の歌詞にもあった
お父さんの足の臭さも解消へ向かう、一日仕事をした後の夜のお座敷で
足の匂いを気にすることもない、水虫の悩みも減る、フタをされがちな
足の健康を取り戻す、etc.


ただ、世の中に足の快適さを謳ったそんな製品はいくつかあった。
だが、鳥取県には智頭杉(ちずすぎ)がある。
木目の詰んだ智頭杉に浮造り(うづくり)をかけて表面に細かい凹凸を
つくったら・・・?
それは足の接地面の通気性を確保し、一層ムレと無縁のものが
できるのでは?


さっそく山根クンにアイデアを持ちかけると、いつものように「いいですね、ソレ」
と言って彼はササッといくつか試作品を作ってくれた。
もちろん、すぐに答は出ない。
モニターからは好評を得つつもさらに突き詰めていく。
デザイン、サイズ、仕様。そしてコスト。
何十個と試作を重ねて、 『智頭杉乃足置き』ができあがった。








 日照時間が短く寒冷地の智頭。

 この環境でこそ木目が詰んだ
 智頭杉は育まれる。

 これに浮造りを施すことで繊細な
 凹凸が生まれ足の接地面の
 通気性を確保する。
         
 まずは材の選別。

 浮造りで風紋のような凹凸を
 表現するために天板には
 柾目(まさめ)のなるべく赤白の
 美しい材を使う。

 節がある材はゲタの素材へ。
   
   リラックスして足を乗せるのに
 ちょうどよい430mmにカット。

 バリを丁寧に取っていく。
 
     組立て。

 この頃はまだ治具(ぢぐ)を
 使用していない。
 いよいよ最終段階。

 製品の命ともいえる浮造りを
 丁寧に時間をかけて施していく。

 相当な振動と騒音、粉塵だ。
 エアーでダストを吹き飛ばし、
 完成。

 作業場に漂う杉材の香りが
 爽やかで心地いい。
 
         
   主な製作拠点は倉吉市にある知的障害者授産施設『若竹の家』。

 これまで驚くほど低い工賃で作業を続けてきていた利用者の処遇の
 改善に貢献したい、と和数寄人が生産を委託している。

 一見簡単に見える製作作業は彼らの根気よい仕事ぶりによって
 支えられている。
 
         
机仕事、会議、研修、食事、クルマでの長時間移動etc.

杉板の上で足を解放してみれば
もっといい時間になるはず




風紋シリーズ
『智頭杉乃足置き(ちづすぎのあしおき)』


 (M)W430×D207×H88mm (写真左上)
 (L)W430×D278×H88mm (写真左下)
 天板厚み 18mm
 
 杉(智頭産 白木)
 天板表面浮造り仕上げ


 税込 各2,980円


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 撮影ロケ地

 鳥取県湯梨浜町 今滝
         
         
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Copyright 2008 Sabrina